ブログ | すいか/あまいか

適当に生きてる人。適当にお絵かきしたり何か作ったりグダグダと喋ったりする。

【ネタバレ】未来のミライを観た

お久しぶりです。日陰を探しながら彷徨うように移動する日々ですがなんとか生きてます。なにこのあつさおかしくない?

細田監督の新作「未来のミライ」観てきました。ネタバレ感想だ!

 

 

と言うわけで観た人だけが察することができるダラダラ感想です  細田ワールド楽しかった〜!!

 

ストーリーはサマウォみたいな英雄譚ではないしちょっと創作童話的で、そこがまた子供の世界を描いてる感じがしてエモかったっすね。場面転換でいろんな映像を見せてくれる……

未来の東京駅シーンが好きなんですけどアヤシイ和デザインが堪らなかったですね。あとあの辺はミライちゃんの危険を目にしてから「兄」を自覚するのがとてもよかったのでアツイ!!!!!!ってなってた 丁寧な伏線に弱い

あと星野源さん死ぬほどハマり役でニッコニコしながらパパさんを観ていた……似合うな〜〜!!  自転車のくだりで泣いちゃうところなんか最高だった  あとケツ集中線はLINEスタンプにしてくれ(要る?)

 

個人的にはこの体験のあと未来へ繋がったところも観たかったなーとはちょっとだけ。この話はタイムリープの話ではなくて、ミライちゃんも過去との遭遇も全て子どもの世界で生まれた概念的なものだから本来の未来は分からないよね、ってことなのでしょうけど。アザもお雛様もくんちゃんはその場でそういう話聞いてるからなぁ……概念的未来の妹……

それでも成長したくんちゃん(これも多分概念だけど)までしっかり見せてるので中間地点とか観たいと思ってしまうな……  くんちゃん家の10年間を映すだけの続編を出せ(クソリクエスト)……

あとゆっこが個人的ナイスキャラだったのでもっと見たかった気持ちもあります。いぬ  ゆっこの生涯を映すだけの続編を出せ

バケモノとかでも感じたことなんですが  アレは妄想だったのか、本当にあったことだったのかみたいなところが曖昧になってるのですよね。「一夏の不思議な思い出って大人になると夢だった気がしてくるよね」みたいな寂しさある……

完全子供向けだとファンタジーは実際にあったことをハッキリさせる気もしますが、細田作品はこの辺が大人の受け手の解釈に余地を持たせてる部分なのかもしれんなと思いました  憎いぜ

 

そういえば今回、ショタはショタでもちょっと野暮ったい感じの可愛らしいショタ(もはやペド)だ!!細田にしては珍しいのでは!!?と思ってたんですけど、フツーに成長姿でヤツの好みねじ込んできてるのを感じて細田そういうとこやぞと言う気持ちで見終えました。(おわり)